『車検前には車内とエンジンルームの点検を』は簡単な自動車整備について解説します。
愛車の整備を定期的に行っていますか?「いいえ」と答える人が多いのではないでしょうか。
そうです、多くの人が忘れたころにやってくる車検まかせ、というのが現状です。
現代の自動車は故障がとても少ないとはいえ、高速道路を利用する前、長距離を走る前などは点検をしておくべきです。
自動車整備について簡単に説明しますので今後の参考にしてください。
- 車検前に自宅のガレージでも出来る簡単な整備をしておくと、本番で検査に不合格
して慌てる心配もなくなりそうなので推奨されています。
整備工場ほどの設備がなくてもできることはたくさんありますので、整備士や
ディーラーに丸投げせずにちょっと位は自力でやってみてもいいでしょう。
まずはエンジンルーム内の液体類から解説していきます。
少なくなっていたら補充するだけの簡単な作業がメインですし、素人でもそう
手間取ることもないでしょう。
- 運転中のエンジンルーム内はとても高温になるのでホース類の劣化は避けられず、
問題が発生する前に交換しなければ危険です。
そのことも計算されているのでそこそこの熱には耐えられるように作られては
いますが、何年か使い続けると液体が洩れるようになってしまいます。
ホースから水滴が滴るようになったらもう完全に寿命がきていますので、速やかに
交換しなければなりません。
部品さえあれば自宅のガレージで取り替えることは出来ますので、整備工場や
ディーラーで入手すれば車検前の整備も安く済ませられるでしょう。
- エンジンルーム内に存在するのはホース類や液体だけではありません。
他にもバッテリーや様々なパーツが詰まっており、各所整備しなければ車検に合格
できないし安全運転を心掛けているドライバーでも不慮の事故で大怪我をする危険
も付きまといます。
高速道路を走行中にエンジントラブルで停車するはめになったら、どんなに慎重な
運転が得意な方でも無傷では済まされないかもしれないのです。
全てを自力でやり遂げるのは難しいかもしれませんが、できることだけでも自分で
整備しようとチャレンジする精神は持っていたいですね。
- 車検で調べられるのはエンジンルームなど特殊な空間だけではなく、車内のよく
目に触れる部分で操作されるパーツも対象となっています。
ここに違和感があればすぐに気が付くのでなにも車検前ではなくても修理をしたり
部品交換をする機会はあるでしょうが、念入りにチェックをするつもりで車検直前に
調べてみると、ちょっとした問題が発覚することはたまにあります。
車内の清掃のついでにでもいろんなパーツを調べてみると、新しい発見や失くして
しまったと諦めていたものがみつかるかもしれませんし、車検前の暇な時にいろいろ
と注視してもいいでしょう。